空いた時間をちょこちょこみつけて映画を観よう計画を実行中です。
本当はレポートやテスト勉強に追われているところですが、
図書館には私の席はなく、ついついそっちへ流れていってしまう次第です。
で、昨日観た映画の話を。
マリーとジャンは幸せに連れ添って25年になる50代の夫婦。毎年夏になるとフランス南西部のランド地方にヴァカンスに出かける。今年もまたランドにやってきたふたりだったが、マリーが浜辺で午睡する間に海に入った夫は、手がかりひとつ残さず消えてしまう。
夫がいなくなったことを受け入れられず、いつも通りに生活しようとするマリー。心配した友人が新しい恋人を紹介する。でもうまくいかない。
ベッドの上でマリーは笑い出す。
「だってあなた軽すぎるんだもの」
深く深く愛し合うためにはきっと、心と心、体と体がぴったりと重なって、お互いがお互いにとって心地よいサイズであることが必要なのだと思った。
この映画をちゃんと理解するにはあと10年はかかるかな。
「まぼろし(SOUS LE SABLE)」
あなたは
万物となって
わたしに満ちる
監督: フランソワ・オゾン Francois Ozon
製作: オリヴィエ・デルボスク Olivier Delbosc
マルク・ミソニエ Marc Missonnier
脚本: フランソワ・オゾン Francois Ozon
エマニュエル・ベルンエイム Emmanuele Bernheim
マリナ・ドゥ・ヴァン Marina de Van
マルシア・ロマーノ Marcia Romano
出演: シャーロット・ランプリング Charlotte Rampling
ブリュノ・クレメール Bruno Cremer
ジャック・ノロ Jacques Nolot
[2002/フランス/95分]